久しぶりの更新になってしまいました。
その間にお盆も明けましたが、どんなお休みをお過ごしでしたか?
私吉田はというと・・
ちょっと体調を崩し入院していた父の退院祝いを兼ねて奈良の実家へ。
近くの友達にも逢ったりして帰ってきました。
その後はほとんど職場に来ていたのですが・・
そんな時、ひとりのご婦人がいらっしゃいました。
聞けばお近くにお住いとのこと、とてもそうは見えませんがもうすぐ80歳と
おっしゃっていました。
手には、ちょっと年季の入った感じの紙箱が二つ。
「そろそろいいトシだからね・・。持ち物を処分しようと思って。
娘が着物や草履など一式使ってくれるというので整理してたの。
そしたら、草履の中でも気に入ったものが2つ、恥ずかしいけど
カビてしまっていて・・。」
そこからいろいろなお店に相談されたり、持ち込まれたりしたものの
高価なものだから余計に、どこでも断られて「無理です」と言われたそう。
「あー、もうあなたの所が最後の望みよ。
近くだから見てもらって、貴方がダメというならもう諦めるわ!」
内心、そんな・・と責任を感じて箱を開けてみると・・・。
アチャー!
見事に全体的に錆びのような茶色いカビが。
「これは無理かも知れません・・・。変色してそうですし。」
そう言いながらも、いくつかのクリーナーをその場で試させていただくと
おっとこんな風にきれいになり・・

私自身もビックリしました。
今までも草履のお手入れのご相談はあったのですが
実際に革の草履のお手入れをした経験はなく、新鮮な気持ちでお手入れさせていただきました。
ちなみに・・
この草履を賢く復活させてくれたアイテムの名は・・

鉱物系の臭いがちょっと気になりますが
最近私もいろいろなシーンでこのクリーナーを試しています。
「なかなかやるなぁ・・」というのが感想です。
すこしとろっとした白いローションクリーナーを布になじませて、優しく拭いてあげるだけ。
そのあと時間を開けてユニバーサルローションやディアマントで栄養補給します。
さすがにカビが生えて時間があっているようで
部分的に薄く跡が残った部分はあるものの、見るみるうちにきれいになり
見違えるようでした。
鼻緒の周りは綿棒で優しくケア。
今年は本当に、悲しいかなカビトラブルの当たり年。
カビのお問い合わせをいただかない日はありません。
もしカビに気付かれた場合には・・
少しでも早く適切な対処をし、再度使用できるかどうか見極めたいですね。
サフィールレノマットリムーバーの情報やカビの対処法など詳しくは
「革トラブル救急箱」のカビページをどうぞ。

2009-08-18 14:38